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  2012年 7月 20日 
 
      
  みなさんこんにちわ。当ブログの主、JACKIEです。 
 前回はDSDディスクの「普通」の作り方を紹介しました。今回はより音が綺麗な「最高音質」のDSDディスクの作り方を紹介します。 
 高音質なDSDを作れる代償に、ハードディスクの容量がアッという間になくなってしまう禁断の裏技です(´∀`) 
 では、さっそく作成方法を教えますよー。
       普通のDSDディスクの作り方と同じく、KORG 
      AudioGateが必要になります。無料でダウンロードできるので、持ってない人はインストールしてください。AudioGateを使うにはTwitter 
      のアカウントも必要です。 
 
  
      
        
             
KORG 
        AudioGate |        
 
 
                              
 
       当然のことながらDSDディスクに変換する音楽データも必要になります。ファイル形式はWAV。 
 CDからの音楽データのリッピングにはExact Audio 
      Copy
 
       
      がおすすめです。フリーソフトです。WAV形式で音楽データをリッピングしてください。 
                  
      
        
             
Exact Audio 
            Copyを使ってWAVでCDからリッピング |               
 
 
 
  
       
 
       さて。前回紹介した「普通」のDSDディスクでは、リッピングしたデータをそのままAudioGateでDSDディスクにしました。今から教える裏技は、DSDディスクにする前に一手間加わえます(*´∀`*) 
 ここからが、「禁断の裏技」です(´∀`) 
       音楽CDからリッピングしたWAVファイルは、サンプリング周波数が44.1khzになっています。もともとCDのサンプリング周波数が44.1khzなので、それをそのまま取り出したWAVファイルも当然44.1khzになるのです。 
 前にも説明した通り、サンプリング周波数は高いほど音が綺麗に聞こえるわけで…。 
 そこで! DSDディスクにするWAVファイルのサンプリング周波数を、ソフトを使って高くしてやるのです(´∀`) 
 サンプリング周波数を上げるソフトはいくつかありますが、JACKIEはWaveUpConverter
というソフトを使っています。これもフリーソフトです。 
 WaveUpConverterはサンプリング周波数を最大4倍に、つまり44.1khzのWAVファイルを176.4khzまでアップサンプリングしてやることができるのです(*´∀`*) 
 しかし! その代償に、アップサンプリングしたWAVファイルの容量は6倍ほどの大きさになります…( 
      ;∀;) 
 4分ほどの曲で280MBほど。100曲で28GB…(´;ω;`) 「禁断の裏技」って意味がわかったでしょ(笑) 
       WaveUpConverterの使い方は簡単です。まずアップサンプリングしたい曲をドロップしてください。フォルダごとのドロップもできます。 
 出力フォルダを設定し、ディザ拡散処理にチェック、アップサンプリング倍率を4倍で設定。ディザ拡散処理をすると自然な聴感になります。 
 設定が済んだら「アップサンプリング開始」を押すだけ。処理にちょっと時間がかかりますよー(;^ω^) 
 ちなみにWindows 
      media playerでリッピングした曲はなぜか処理が失敗するので、Exact Audio 
      Copyでリッピングした曲をアップサンプリングしてください。 
 
 
      
        
             
WaveUpConverter |                    
 
 
 
       アップサンプリングが終了したら、出力された176.4khzのWAVファイルをAudioGateにぶち込んでください(*´∀`*) 
 あとは普通の作り方と同じく「BARN 
      DISC」をクリック。ディスク形式をDSDディスクにして、「作成する」を押せば作成開始です。 
 
                  
                     
 
 さて、手間と時間を掛けて作った裏技DSDの音質ですが…普通の方法で作ったDSDに比べると、一つひとつの音がはっきりと聞こえます(^ω^) 
 音の分離が良くなり、より本当の音に近い感じです。 
 何度も聞いた曲でも「あ、こんな音も出てたんだ」って感じに、今まで聞こえてなかった音に気付きますよ。あと誤魔化しが効かなくなるので、下手なボーカルはすぐにわかる(笑) 
 まさに新体験です。感動しますよ(´∀`) 
       DSDはPS3、そして一部のSACDプレーヤーで再生可能です。 
 PS3でDSDを再生してもCDとは別格の高音質を味わえますが、音質にこだわるならDSD対応のSACDプレーヤーを選択した方がベターでしょう。というのも、PS3のDSD再生能力はおまけみたいなものなのです。PS3はDVD、BD、CDに関しては優れた再生能力を持ちますが、DSDディスクはあくまで「再生ができる」というレベルです。 
 DSDディスクが再生できるSACDプレーヤーはSONY 
      SCD-XE800、SONY SCD-XA5400ES、そしてpioneer PD-10、pioneer PD-30
 
         があります。 
 SONY 
      SCD-XE800、pioneer PD-10は定価三万円台のエントリーモデル、pioneer PD-30は高級モデル、SONY 
      SCD-XA5400ESは定価十五万円以上する超高級モデルです。 
 エントリーモデルのSONY 
      SCD-XE800でもDSD再生時の音質はすごいイイみたいですよ。 
  
       DSDはCDとは比べものならないくらい高音質なんですが、まったく普及してません。DSDの存在自体世間一般には知られてないでしょう。 
 でも、JACKIEはDSDのリアルな音に魅せられた一人なのです(´∀`) 
 もっとみんなに、この感動を知って欲しい。 
 一度でイイからDSDの音を聞いてみてください(*゚∀゚*) 
 ではでは、今日はこの辺で…(´∀`*)ノシ バイバイ    
 
           
           
       
  
  
  
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